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SNSに水着姿を投稿した20代女性の悲劇「悪質なサイトや出会い系に流用されて…」

SNSに水着姿を投稿した20代女性の悲劇「悪質なサイトや出会い系に流用されて…」

 

記事抜粋
SNSは自分だけの日記や友人知人との連絡帳ではない。常に見知らぬ誰かから監視されている状態にあることを忘れてはならないだろう。自らのいきずぎた行動をツイートしてしまい炎上したひとはネット上で「バカッター」などと呼ばれるが、一方で多数のネットユーザーが次の炎上ネタを探していることも事実だ。未成年者による喫煙や飲酒、不法行為だけが彼らのターゲットというわけではない。

女性であれば、夏に水着写真を投稿することも多いと思うが、性的な目で見られてしまうこともある。今回は、ちょっとしたおふざけの写真が拡散されてしまい、男性ユーザーからのセクハラメッセージをはじめ、“下品な女”というレッテルを貼られてしまった事例を紹介したい。

 

◆SNSに投稿したおふざけ写真が勝手に拡散され…

「いまだに私の水着写真などが、よくわからないアダルトなサイトなどに使われている。もはや諦めていますね。当時とは違った化粧や雰囲気にして、私だとバレないように、おとなしく生活するしかありません」

ミオさん(仮名・女性)は専門学校生だった20歳の頃、SNS上に海へ遊びに行った際の写真をアップした。写真にはミオさん以外にも友人の女性二人が映っており、いかにも「夏休み」を思わせる楽し気な雰囲気だった。

海の後は居酒屋に移動して酒を飲んだ。最後にプリクラを撮り、その日に撮影した写メと一緒にSNSに投稿すると、疲れ切ったミオさんはそのまま寝てしまった。“異変”に気が付いたのは、それから1週間後のことだった。

「SNSで、見知らぬ複数のユーザーからいやらしい内容のメッセージが届きだし、写真に大量の“いいね!”がついたり、リツイートされ始めたんです」

何かのいたずらではないか。そう思い、SNSの自身の過去の投稿を遡ってみると、原因はすぐに判明した。

「本当に軽いノリで……。『彼氏が欲しい』と書き込んだり、友達とエッチを思わせるポーズで撮影してみたり。少しおふざけ系のプリクラをアップしていました。それが、一部のユーザーの目にとまってしまったみたいで……」

ネットには、ミオさんらのプリクラや写真とともに「エロ女」「低知能のサル」といった書き込みがされた掲示板のスレッドも作成されていた。同時に、SNSには見知らぬ男性ユーザーから「ヤラせろ」「性欲が強いのか」などと、セクハラメッセージも複数寄せられた。反論すると「頭が悪いくせに」「下品な女だ」などと逆ギレとしか思えない返答がきた。

怒りに任せて、いやがらせを仕掛けてくるユーザーに反論していたが、反論すればするほど、セクハラメッセージは増え、SNSの投稿が拡散されていくことに気が付いたミオさんは、やっと我に返り、SNS上の投稿を全て消した。これで事態は収束に向かうかと思われたが……。

 

◆投稿を消せば逆に増えてしまうネットの法則

しかし、「消しやがった」「消したら増えるネット上の法則を知らないのか」「拡散してやれ」「学校や友達にも知らせてやろう」という書き込みが続出。ミオさん以外のユーザーが、ミオさんらの映った写真を勝手に使い、いやらしい文言とともに“なりすまし”の投稿まで始めたのだった。ネット上にはミオさんや友人の“情報”までもがまとめられ、居住地や専門学校名、友人関係などにも言及した書き込みがあった。

もはや専門家や警察に任せるしかないのか……。すぐに親と話し合い、警察や弁護士に相談したが、警察は取り合ってくれず、弁護士からも「時間とお金、手間がかかりすぎる、それでもやるのか」といった絶望的な回答だった。当時は警察も弁護士もネットでの事案に慣れていなかったのだ。

酒に酔ってやってしまった「おふざけ」にも関わらず、ここまで追及され、いやがらせを受けなければならないのか。やり場のない怒りと、実生活が脅かされるかもしれないという不安を考えると、気分が悪くなってしまい、それから数週間は眠れぬ日々が続いた。

「特に悪質なサイト、ツイートには、弁護士さんを通じて消してもらうよう要請を出しました。しかし、いくつかは消すことができても、完全には消えず……弁護士さんに数十万の報酬を払っただけで、とても解決した、とは言えない状態でした」

それは「おふざけ」に過ぎず、ミオさん側に非があるとはいい難いことではあっても、一度炎上して拡散されてしまうと、正論だけではどうにもならないこともある。その後、できるだけネットを見ないようにして、できるだけ目立たずに行動するようにつとめた。だが……。

「学校では、すでに私のことを知った男子生徒から、セクハラ的な罵声を浴びせられたり、陰口もたたかれました。通学中やバイト先でも“噂されているのでは?”“撮影されているのでは?”と強迫観念にかられ続け、通学することが苦痛になり、バイトも辞めてしまいました」

 

◆悪質なサイトや広告に自分の水着写真が…

悲劇はそれだけで終わらなかった。

ミオさんの水着写真や、友人とふざけた格好で撮ったプリクラの画像が、出会い系サイトやアダルトサイトの広告に勝手に使われているのを発見したのだ。ミオさんたちが全く知らないところで「出会いを求める女子大生」「不倫に興味のある人妻」といった紹介文とともに、自分たちの写真が勝手に使用されていたのである。

「もちろん業者にもクレームを入れましたが、まともに取り合ってもらえず……。結局、私たちの写真は、今もネット上のどこかに残っているし、私たちの人格を貶めるような書き込みも放置されたままです。あまりにひどすぎると思いますが、泣き寝入りするしかないんです」

ミオさんの行為は、単純な「バカッター」事例と分別されるべきではないかもしれないが、軽薄だった側面は否めない。世界中の誰からでも見られる状態のSNSを、自身の日記や、友人・知人らとの連絡帳くらいに思っていたがために起きた結果でもある。

さらに炎上してしまえば、収拾は絶対につかず、物事はすべて悪い方向に、急速に拡がっていく。常に悪意がそばにある、というこの恐ろしさは、経験したものでないとわからないのだ。

情報源: ニコニコニュース

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