【4月20日 AFP】インターネットを通じた嫌がらせやいじめを苦にカナダ人の少女=当時(15)=が2012年10月に自殺したことに関連して、この少女をネットで脅迫した容疑でオランダ人の男(35)が今年1月、オランダ南部ティルブルフ(Tilburg)で逮捕されていたことが分かった。
情報源: オランダ人の男を逮捕、ネットで脅迫されたカナダ人少女が自殺 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
事件の詳細
■少女が告白したネットいじめの実態。
以下ビデオの妙訳。
中学一年生のとき、友達とwebcamでチャットするようになり、新しく知らない人とも話しました。
(ある男に)「魅力的だね」「綺麗だね」「完璧だね」とかいろいろ褒められて、それで「胸を見せて」と言われて、私は見せちゃいました。
それから一年だって、「彼」からFacebookにメッセージが届きました。
「僕のためにショーをしてくれなくちゃ、君の胸を広げちゃうよ」と書いてありました。
「彼」は私の住所や学校、友人関係、親戚や家族の名前まで知ってて…
クリスマス(祝日)の日、朝四時にドアをノックされて…警察でした。私の写真がみんなに送りつけられていたのです。
それから私は体調を崩し、「不安神経症」、「うつ病」、「パニック障害」になってしまいました。
(別の土地へ)引っ越したあと、ドラッグやお酒に手をだしました。
それから不安神経症がひどくなり、外出できなくなりました。
一年たって、また同じ男が現れ、私の新しい学校や友達も知っていて、Facebookページを作っていました。私の胸がプロフィル写真でした。
毎晩泣いて、友人も失い、友人らが私に対して持っていた好意も失いました。再び誰からも好かれることはありませんでした。
悪口を言われ、見下されて…
あの写真を取り戻すことは二度とできません。永遠に(ネット上に胸の写真が)広まってしまった…
私は(自分の体を)切り始めました。「もうやらない」って自分に約束したけど…
そこでまた、転校しました。一人ぼっちに変わりないけど、すべてがよくなったと思いました。
図書館でいつも一人で昼食を食べました。
一ヶ月ほどたち、前から知っていた男友達と話すようになりました。ケータイでメールするようになって言い出したのは…
私のことが好きだって…彼女がいるから気をもたせた。
そして(男友達が)「うちに来なよ、彼女旅行中だから」って…
そして行きました。それが大きな間違いだった…